久しぶりに惹かれる作家を見つけた。と言うと大袈裟で今さらという方もいるかもしれない。辻村深月である。知らない方でも"つなぐ"は、最近映画化されたのでご存知でしょう。その原作者です。昨年入院した時にお見舞いで頂いた本の中につなぐがあり、何の気なしに読んだのだがストーリーの展開と面白さに一気に読んだのを覚えていてそれで今回この本を購入。上下2巻だがやはり話の面白さに一気に読み終わってしまった。
この作家の良いと思うところは、リアリティ感~非常に身近で現実に起こりうると思うことと話の繋がりがきちんと計算されていて後からこう繋がるのかと感心させられることである。まだ30代前半ですでに直木賞も受賞している、もっと他の本もこれから読んでゆくつもりである。まず、読むのならつなぐを推奨します。これからが期待できる若手作家の一人だと思いますね。
ツナグ (新潮文庫)スロウハイツの神様(上) (講談社文庫)
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