2010年11月23日火曜日

Thinking of Fishing Part1(釣考 パート1)

高田のお堀
自身の釣りの原点を省みてみたい。生まれは、現在の新潟県上越市(旧高田市)最近の直江兼続や上杉謙信で有名になった直江津市(現上越市)、春日山城の近く。今は、もちろんお城は、ないが以前は高田城があり、そのお堀が現在でもある。3,4歳の頃は、家の裏がお堀でよく父が休みになるとフナ釣りをしているそばについていたようである。今でも覚えているのが、お堀にはまってもう少しで溺れるところだった事。自分の記憶にあるのは、水の中になぜか入っていく映像が、かすかに残っている程度・・・父に言わせるとちょっと目を離した隙にお堀にハマってかなり慌てたことを聞かされた。小学校入学と同時に本家に引っ越して、それでも毎週日曜に父と兄弟とお堀に釣りに行ったのが釣りの始まりである。当時は、娯楽もあまりなくましてや、新潟の田舎では釣りぐらいが唯一の遊びかもしれない。裏庭の竹を切って釣竿にし、ウキは、セルで出来た棒ウキに1本針の単純な仕掛け。餌はというと、行きすがらの落ち葉の山(腐葉土)からシマミミズを調達。空き缶を餌入れにして、一日のんびりとする釣りである。堀なので流れもなく、またミミズなので餌も簡単に取られない。ウキがつつ~と沈むのに合わせて竿を上げれば15~20cm程度の金ブナ(マブナ)が釣れる。びくに入れては、いるが、最後には放して帰る、今で言うキャッチアンドリリースである。小学校5年のときに市の釣り大会に参加して3位に入ったことを今でも覚えている(何匹釣れたかなどは、すっかり忘れてしまったが)お堀は、内堀と外堀があり、内堀は一部釣りが禁止になっていた。

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1回だけ友人と禁止の堀で釣りをしたことがある(但し、どこで釣っていても周りから丸見えなんだが)すぐに釣れたのが、30cm以上ある銀色の体高の高いフナ、そうヘラブナである。長野に引っ越して成人をしてから長野ヘラブナ研究会に入って、はじめてヘラブナと高田のお堀がかなりヘラブナで有名なのを知ったのだった。中学に入りすぐに長野に引っ越してしまいそれから釣りをすることは、ほとんどなくなってしまった。

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